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イノンド

こんにちは!中の人です(=゚ω゚)ノ
今回から少し書き方を変えています(違和感がバリバリですが)何卒宜しくですー(/・ω・)/

前回までのあらすじ(ばっさり)
ペガサスに乗って旅行に来たトトはエルフのお姉さんに絡まれ逃走。その後、待ち合わせ場所でたき火をたいたら眠くなりそのままうたた寝。起きたら犬型のポポリがいて、話しかけられる。 そして、お腹が鳴る...。

TERA_ScreenShot_20150107_142511.png
~トト×アニス旅行記~
このブログはTERAを題材にした小説です。作者の勝手な解釈や妄想が入ります。苦手な方は閲覧をご遠慮いただきますようお願いいたします。

2.イノンド
セリ科の一年草。英名はディル (dill)。種子や葉を香味料や生薬として用いる。薬草として古くからヨーロッパ・北アフリカ・アジアで栽培されてきた。5000年前にはエジプトの医師に使用されており、またイギリスにあるローマ時代の廃墟からもその痕跡が見つかっている。また、中世には魔術を防ぐ効果があるとも考えられていた。(Wikiより)



「......先に飯にするか。自己紹介はその時でいいだろう。」
最初の沈黙と優しい気遣いが心に刺さります...。もう消えたい...。

恥ずかしさを必死にこらえて答えようとしたのですが
「オ...オネガイシマス...。」
答える声も自然とチャットの囁きのように小さくなってしまいます。(しかもカタコト...。)
もはや、独り言です。(実装されないでしょうか...誰も得はしないと思いますが。)
「腹が減るのは生物として当然のことだ。気にするな。」
ムリデス...。気にします…。
それに、生き物としての分類でフォローされても困ります。それじゃ焼け石に水です…。

そもそも、初対面の異性の前でお腹を鳴らすのは女性としてどうなんでしょう...。
一周回ってありですかね? どう思います??

ナシデスヨネ...。

あぁ...願わくばこの世界のどこかに時間を戻す方法はないでしょうか。
残念なことに、この世界には青いタヌキは存在しないみたいです。
欲しいなぁ...タイム〇シン。

「そろそろできるぞ。」
そんなことを考えている間に料理は完成に近づいていました。どうやら鮭を使った料理みたいです。
見た感じはただの焼き鮭なんですが、どことなく魚のものではない不思議な香りがします。
その料理を木箱から取り出した平たい器に盛って完成です。(ヤッタネ!!)
丸ごと焼いた鮭には、火が通りやすいようにでしょうか、×(バッテン)の切込みが入れてあっていかにもという感じがします。
「この鮭はどこから?」
不意な疑問。
「川からだ。」
犬型のポポリの指は近くの川を指さしていました。
「お前が寝ている間にとってきた。」
「釣りがお上手なんですね。」
「手づかみだ。釣りは実装されていない。」
なるほど...。どうやら犬の顔をした熊さんだったみたいですね。
後半に言ったことはヨクワカリマセンガ...。

「飯が冷める。早く食べるといい。」
犬型のポポリさん(クマ?)に急かされ料理を一口。
爽やかな香りと絶妙な塩味が口いっぱいに広がります。
「おいしい!」
ただ焼いただけに思えた鮭は実は塩漬けにされていて、味がしっかりとしみていました。
この程良い酸味はレモンですね。塩味によく合います。
でも、この不思議な香りとほろ苦さは何でしょうか...。
「イノンドというハーブだ。」
このポポリはテレパシーでも使えるのでしょうか?
と思ったら、どうやら口に出てたみたいです。さっきまでのことを口に出してなければいいのですが...。

料理(鮭と香草のマリネらしいです)もほとんど食べ終わった頃、
「お前の旅の案内をする。アニスだ。」
随分唐突に自己紹介されました。どうやらお待ちかねの自己紹介タイムみたいです。
「トトです。ヴァルギリオン連合に所属しています。これからよろしくです。」
はい。自己紹介タイム終わり!
楽しい時間はあっという間に過ぎていくものです。わずか10秒の出来事でした。

以降、料理を完全に食べ終えるまで沈黙...。
空気を揺らすのは風と虫の鳴き声だけです。
こんなので大丈夫でしょうか...。先行きがとっても不安です。
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