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イノンド

こんにちは!中の人です(=゚ω゚)ノ
今回から少し書き方を変えています(違和感がバリバリですが)何卒宜しくですー(/・ω・)/

前回までのあらすじ(ばっさり)
ペガサスに乗って旅行に来たトトはエルフのお姉さんに絡まれ逃走。その後、待ち合わせ場所でたき火をたいたら眠くなりそのままうたた寝。起きたら犬型のポポリがいて、話しかけられる。 そして、お腹が鳴る...。

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~トト×アニス旅行記~
このブログはTERAを題材にした小説です。作者の勝手な解釈や妄想が入ります。苦手な方は閲覧をご遠慮いただきますようお願いいたします。

2.イノンド
セリ科の一年草。英名はディル (dill)。種子や葉を香味料や生薬として用いる。薬草として古くからヨーロッパ・北アフリカ・アジアで栽培されてきた。5000年前にはエジプトの医師に使用されており、またイギリスにあるローマ時代の廃墟からもその痕跡が見つかっている。また、中世には魔術を防ぐ効果があるとも考えられていた。(Wikiより)



「......先に飯にするか。自己紹介はその時でいいだろう。」
最初の沈黙と優しい気遣いが心に刺さります...。もう消えたい...。

恥ずかしさを必死にこらえて答えようとしたのですが
「オ...オネガイシマス...。」
答える声も自然とチャットの囁きのように小さくなってしまいます。(しかもカタコト...。)
もはや、独り言です。(実装されないでしょうか...誰も得はしないと思いますが。)
「腹が減るのは生物として当然のことだ。気にするな。」
ムリデス...。気にします…。
それに、生き物としての分類でフォローされても困ります。それじゃ焼け石に水です…。

そもそも、初対面の異性の前でお腹を鳴らすのは女性としてどうなんでしょう...。
一周回ってありですかね? どう思います??

ナシデスヨネ...。

あぁ...願わくばこの世界のどこかに時間を戻す方法はないでしょうか。
残念なことに、この世界には青いタヌキは存在しないみたいです。
欲しいなぁ...タイム〇シン。

「そろそろできるぞ。」
そんなことを考えている間に料理は完成に近づいていました。どうやら鮭を使った料理みたいです。
見た感じはただの焼き鮭なんですが、どことなく魚のものではない不思議な香りがします。
その料理を木箱から取り出した平たい器に盛って完成です。(ヤッタネ!!)
丸ごと焼いた鮭には、火が通りやすいようにでしょうか、×(バッテン)の切込みが入れてあっていかにもという感じがします。
「この鮭はどこから?」
不意な疑問。
「川からだ。」
犬型のポポリの指は近くの川を指さしていました。
「お前が寝ている間にとってきた。」
「釣りがお上手なんですね。」
「手づかみだ。釣りは実装されていない。」
なるほど...。どうやら犬の顔をした熊さんだったみたいですね。
後半に言ったことはヨクワカリマセンガ...。

「飯が冷める。早く食べるといい。」
犬型のポポリさん(クマ?)に急かされ料理を一口。
爽やかな香りと絶妙な塩味が口いっぱいに広がります。
「おいしい!」
ただ焼いただけに思えた鮭は実は塩漬けにされていて、味がしっかりとしみていました。
この程良い酸味はレモンですね。塩味によく合います。
でも、この不思議な香りとほろ苦さは何でしょうか...。
「イノンドというハーブだ。」
このポポリはテレパシーでも使えるのでしょうか?
と思ったら、どうやら口に出てたみたいです。さっきまでのことを口に出してなければいいのですが...。

料理(鮭と香草のマリネらしいです)もほとんど食べ終わった頃、
「お前の旅の案内をする。アニスだ。」
随分唐突に自己紹介されました。どうやらお待ちかねの自己紹介タイムみたいです。
「トトです。ヴァルギリオン連合に所属しています。これからよろしくです。」
はい。自己紹介タイム終わり!
楽しい時間はあっという間に過ぎていくものです。わずか10秒の出来事でした。

以降、料理を完全に食べ終えるまで沈黙...。
空気を揺らすのは風と虫の鳴き声だけです。
こんなので大丈夫でしょうか...。先行きがとっても不安です。
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アニス

こんばんは(=゚ω゚)ノ中の人です! 今回から水曜日は一風変わった内容の更新をしたいと思います。
「もし...TERAの世界が本当にあったら...」

そんなことを想像しながら小説風に書いていきます。
私自身の勝手な解釈や妄想がいろいろ入るので苦手な方は申し訳ないです<(_ _)>
ですが...なにとぞ暖かく見守っていただけると嬉しいです。


~トト×アニス旅行記~
このブログはTERAを題材にした小説です。作者本人の独自の解釈や妄想が多々入ります。苦手な方は閲覧をご遠慮いただきますようお願いいたします。

1.アニス
最も古いスパイスのひとつで、古代エジプト時代から利用されてきた。楕円形の種子をすりつぶして粉末にして使う。リコリス(=甘草・かんぞう)によく似た少し甘めの味と香りがある。香りの主成分はアネトールという成分でおもに香料や甘味剤として用いられる。

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黎明の島
ペガサスの背中からのぞくその『島』は中央に満開の桜がそびえ立つ。
危険なモンスターが少ないことや年中枯れることのない美しい桜がみれることから冒険者の始まりの場所であり、人気の旅行スポットでもある。


「はぁ...久しぶりに来たわ。」
召喚場所につきペガサスから降りて大きく伸びをしてみる。ついでに深呼吸。
澄み切ったどこか暖かい空気が肺を満たす。それだけで心地がいい感じがする。
「ここまでありがとね。」
長い距離を運んでくれたペガサスにお礼をいうと、1度だけ首を縦に大きく振って消失する。
これがただのプログラムだということが未だに信じられない!こんなにも体温や毛並みの感触を感じることができるのに...。
本当に不思議...。どんなふうになっているのかな...。

少しの間その場で考え込んでしまう。

「...の...あの!!聞いていますか!?」
目の前に突然整ったハイエルフの顔が現れた。
「えっ!?あっはひ!」
驚いて思いっきり噛んでしまった!恥ずかしい...。ペガサスのことに気を取られて全く気付かなかった。

「ごめんなさい。驚かしてしまったわね...。あなたその装備だし、新兵さんじゃないわよね。何をしに来られたの?」
「えっと...休暇で旅行に来たんです。」
「ああ...なるほど。休暇ね。いいわね...。」
駐屯地の兵には基本的に長期の休暇が認められていない。休暇をとるには都市への異動か、兵を辞めるかだ。

ため息をつきながら遠い目をするお姉さん。
そして私を見てもう一度
「いいわね」
顔は笑ってるのに目が全然笑っていない。怖い。

少しの沈黙...。さっきまで美味しかった空気が一気に変わる...。
く、、苦しい...。
「すみません!待ち合わせしているので失礼します!」
こういう時は逃げるが勝ちだ。小走りでその場を離れる。
「お気を付けてー。」
笑顔で見送られるがやはり目が笑っていない...。背後からの視線がとても痛い...。
なるべく早くこの場から離れよう。

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今回の旅行をするにあたって案内役、つまりガイドを雇った。
やり取りをした手紙には待ち合わせ場所と時間が示されている。
召喚場所から少し離れた橋の近く
ここが待ち合わせ場所。

少し肌寒かったので、待っている間にたき火をたく。
このたき火も瞬間的に発動させることができる。
TERA_ScreenShot_20150107_143139.png
その火はとても暖かく心地がいい。
「あったかいなぁ...。」
身体の芯まで暖まり体の調子も良くなっていく。
火の独特の揺らぎと音が眠気を誘う...。


あぁ...なんだかとっても眠いや...。


一体どれくらい寝たのだろう...。
起きたときには周りは真っ暗で、たき火の前に一匹の犬顔のポポリが座っていた。
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「やっと起きたか…。あんたがトトで間違いないか?」
起きたばかりで状況が理解できていない...。
ぼっーとする頭で何か答えようとしたが

『ぐぅ~...』

返事はお腹の音になってしまった...。最悪だ!!
一気に顔が火照るのがわかる。
『なんでこんな時に限って鳴るのよ!!』
心の中で自分を責めるがもう後の祭りだ...。
そういえば朝から何も食べてなかったことを今更後悔する。

こんな最悪の出会い(主に私にとって)が私とアニスの最初の出会いだった。
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